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エルンスト(Ernst, 1373年 - 1438年7月2日)は上バイエルン=ミュンヘン公。ヨハン2世の長男。ヴィルヘルム3世の兄。 1397年に父が死亡したため、弟のヴィルヘルム3世と共に相続した。しかし、伯父の上バイエルン=インゴルシュタット公シュテファン3世が領土を奪おうとしたために対立、ミュンヘン市民の暴動まで発生し、プファルツ選帝侯ループレヒト3世の仲介でエルンスト、ヴィルヘルム3世の領有で解決、暴動も鎮圧された。その後は従兄弟の下バイエルン=ランツフート公ハインリヒ16世と同盟を結び、もう1人の従兄弟・ルートヴィヒ7世(シュテファン3世の子)と戦った。 1429年、遠縁の下バイエルン=シュトラウビング公ヨハン3世の遺領をルートヴィヒ7世、ハインリヒ16世と分割、エルンストはシュトラウビングを中心とした領土を獲得した。 晩年は子のアルブレヒト3世と結婚問題で対立、アルブレヒト3世と密かに結婚したアグネス・ベルナウアーを1435年に殺害したが、11月に和睦、アルブレヒト3世が別の女性と結婚することで事態は解決したが、1438年に死去。 == 家族 == 1395年、ミラノ僭主ベルナボ・ヴィスコンティ(ジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの叔父)の娘イザベラと結婚。 # アルブレヒト3世(1401年 - 1460年) # ベアトリクス(1403年 - 1447年) - 最初にヘルマン・フォン・シリーと結婚、次にプファルツ=ノイマルクト公ヨハンと再婚。 # エリーザベト(1406年 - 1468年) - 最初にユーリヒ=ベルク公アドルフと結婚、次にハッソー・フォン・ライニンゲンと再婚。 # アマーリエ(1408年 - 1432年) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エルンスト (バイエルン公)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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